遠征報告③「がんを抱えたときの心構え」レポート

最近さぼりまくっているブログ。
病院のお仕事は覚えることがありまくりで、
40代後半の上にケモブレイン(今もこれのせいにしている^^;)で、
本当に頭に入らないのよ~。

忘れてたこと聞いたりすると、
「もう何回もやったよね~」と言われてしまう、
結構スパルタな先輩方です。
覚えられない自分が悪いのですが、トホホです…。


さてさて

講演会シリーズの③
「がんを抱えたときの心構え」
についてのレポします。

演者は、国立がんセンター精神腫瘍科に15年間おられ、O大学病院精神科神経科へ移られた
内富庸介先生です。

話し方がとても優しくて、
初めの挨拶で「皆さん眠くなるかもしれません」とおっしゃっていて
会場が笑いにつつまれました。

以前は、がん=死というイメージが強かったが、
医療が進んできている最近では、 
     がん=死            ではない。
   がんはコントロールできない  ではない。
   がんは脅威である       ではない。

そうです。

がんと聞いたら即「死」を意識してしまうけれど、
人には必ず「死」が訪れるもの。
みんなが死ぬんです。
がんでない人も「死」を意識することは大事かもしれません。

 知 ⇔ 情 ⇔ 意

「知」
「がん」を伝えられると感情をかき乱されてしまいますね。

でも、「がん」を知って、納得することが大事。

「情」
悪い知らせを受ける(告知や再発時)時、心は強く動くものです。
そして手術などで受けた身体機能の喪失、回復には1年はかかる。
自分だけではなく、がんと闘う人みんなそうなのです。
この頃に大切なのは、気持ちを吐き出せ、弱音を吐ける人を1人作っておくこと。

そして、それから3年間ほどは再発の不安などで揺れる頃。

「意」
その後ようやく
病気になる前と後の人生の再統合をしよう
と、考え始められるのだそうです。


不安がいっぱいになった時は、
・不安を紙に書き出す
・大切なことの優先順位を考える
・小さな目標を作る
・体を動かす
・気がかりなことがあればメモして主治医に伝える
・患者会などに参加して同じ病の方と交流を持つ
などして、積極的に周囲の心のサポートを受け、
自分で自分の気持ちをコントロールする力を高めましょう、とのことでした。

ここで活用されるのが、

「支持的精神療法」や「認知行動療法」

「支持的精神療法」
以前の経験で、がんよりも辛いことを乗り越えてきたことを想い出し、
元々の回復法で乗り越えようというもの。

「認知行動療法」
認知のゆがみを再構成に基づく現実的反応という難しそうな説明だけど、
例は、

「私は必ず再発する。絶望的だ」
を、
「自分の主治医は必ず治してくれる。それを信じよう」

のように、要はポジティブな感情に変えて考えよう、といったもの。

その他、
リラックス法を取り入れ体を動かしたり、
体を動かしたくない人は薬物療法も上手に取り入れたらいいとのこと。

********

最後に終末期についてのお話しも聞けましたが、
ここでの記録はここまでにしておきます。
私自身もまだなっていないことに不安になることはしたくないし、
「がん」のこと考えたくないということもあるし…。


もうすぐ行われる乳癌学会の市民公開講座(2011.9.4)でも
このようなお話しが聞けそうですね。

「第19回日本乳癌学会学術総会 市民公開講座」
“ 乳がんのこと、心のケアのこと、もっと知りたいあなたへ ”



非常に気になっていて実は宿もとってあるんだけど、
仙台遠いねぇ。。。


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遠征報告②「乳房再建の現況、そしてこれから・・」

第2部、

「乳房再建の現況、そしてこれから‥」
ということで、BSCの岩平先生の講演。

実は7月9日に田町で行われた講演会の内容と同じものでした。
その時の記事はコレ
先生、前回よりお話しが流暢になっていたようです(^^)
200枚近い写真がどんどん映し出される。

おさらいをすると、
再建の方法はおおむね2通りある。

自分の皮膚組織を使い、人工物を使わない自家組織方式と
エキスパンダー挿入手術のあとシリコンを入れ替える方式。

岩平先生は以前は自家組織手術もされていたけれど、
今はシリコン派。
自家組織は大がかりな手術になるのと傷跡がパッチワークになるため
それが嫌でシリコンへ転換されたそう。

手術自体は20分ほどで終わり、
日帰りで帰らされる。
それだけ体への負担は少ないのですね。
逆に言えばスパルタ式とも取れる(^_^;)
経験者の方の中には、3日間位は
手術をしたことを後悔するほど痛いと
先々週おっしゃっていた(-_-;)

今から乳がんを手術される方は、
(主に全摘の方)
今すぐ再建をする予定がなくても、
エキスパンダーを入れておけば、
1回手術が少なくなるので、
検討するとよいと思われます。
そのあとは、岩平先生の出番です(^-^)v

費用面では、
エキスパンダーを入れること、自家組織法では保険は適用されますが、
シリコンを入れる手術は自費です。
厚生労働省へ、全ての手術に保険が適用するよう
求めている現状だそうです。
早くそうならないかしら…。

ここからは私の気持ちです。
私の主治医はエキスパンダーは
入れない主義だったみたいで、
そのような話も出ませんでした。
それは主治医を責める訳でもなく
自分の勉強が不足していたんです。

これは先週のKSHSでも話題になっていた
話に通ずるような気がしています。

乳腺外科医はただ切るだけではなく、
これからは形成外科医ともっと密になり、
乳房を失った患者さんにとって、
何が一番いい方法なのかよく話し合い、
その方の希望にあった手術方法で、
乳房を再建することまでが
乳がんの治療なのではないか、
といった内容でしたから。

どちらを選ぶかは本人が決めなくてはならない。
私は、したいとは思ってはいるけれど、
まだどちらか決めかねている現実…。
まだまだ先でもいいのかな、とも思う。
でもたまに襲われる泣けるほどの喪失感。
これが繰り返されてだんだん
慣れていくのだろうか…。

心配なのは再発のこと。

O医大病院のD先生は、
「再建後の再発の心配をされる方が多いが、
 今はすぐに検査でわかるので、それほど心配しなくてよい」
とおっしゃっていた。

そのあたりは少し理解に欠けたので、
もっと突っ込んで聞いてみたかった。

あらま、相当長くなっちゃいましたが、
ここは違うよ~というご意見がございましたら、
ご遠慮なくお知らせ下さいね~。

今回もお付き合いいただき、
ありがとうございました(^o^)丿


次は第3部「がんを抱えた時の心構え」について
そのうち記事アップします(^_^;)


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遠征報告① 市民公開講座「大切な人のためにそして自分のために」O大学病院主催

昨日24日(日)午後に行われた講演会に参加してきました(^o^)

人生初の岡山入りです。
新幹線のぞみ号に乗るのも初めて。
それにしてものぞみは速い。座席下にコンセントもあって、
携帯の電源も入れられるし、ネットもできる。
本を読んだりツィートしている間に岡山に着いてしまった~(^^)

東京は肌寒い位の気候だったけれど、
岡山は暑いよ~。頭の中は汗びっちょり(>_<)
もうヅラ投げ出したい!

開始前に、ブログでこの講演会のことを
載せていらした、さつきさんとそのお友達の方と合流。
またまた新たな出会いに感謝です。

講演会のタイトルは、
「大切な人のためにそして自分のために」

3部構成の1部は、
「乳がん検診について」

海外での乳がん検診受診率、
アメリカ、イギリス、オランダ等で
60%から80%の受診率に対して、
日本では20%なんだそう。

そんななか、岡山県では、
検診にとても力を入れているそうで25%。
標準より5%も高いのです。
(さつきさんが頑張っているからですね^^)

それでもまだまだ海外の比ではなく、
日本は遅れているんですね。

心の声(はい、わかってはいたんだけどね、
   ついつい忙しくて後回しになっちゃったのよね。)

受診率が低い理由として挙げられるのは、
・忙しい
・費用がかかる
・恥ずかしい
・きっかけがない
・マンモが痛そう
・自覚症状がない
・自分は大丈夫

自覚症状以外はあてはまっていた私。
早く行けば全摘にならなかったかも~。
と言っても後のまつり。

今後は女性医師や女性技師を
増やしていこうという方向だそうです。
やっぱり恥ずかしいって気持ちありますよね。

自覚症状のない位の小さながんを、
マンモで見つけてもらいましょう。

がんが小さいうちに見つかれば、
少しの切除で済むのです。
大切な自分の乳房を失うことになる前に、
きちんと受信することが大事なんです。

それは自分の体を守ることでもあり、
大切な人のためでもあるんです。
ということでした。



第2部は、ブレストサージャークリニックの岩平先生の
「乳房再建の現況とこれから・・」です。

次へ続く。


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なでしこジャパン優勝おめでとう(^O^)/


凄い試合でした!

澤さん得点王もMVPも獲得!

それにしても日本の女性は、今、元気があるね。

皆、輝いてる\(^O^)/

本当におめでとう!

再建が熱い!

この4文字「KSHS」
なんのこと?
「キチンと手術、ホンネで再建の会」
なんだそうです。

先週のクリニックの講演会に続き、
今日はこの会「KSHS第1回全国大会」に参加してきました。

朝10時から夕方5時まで、
再建について、乳腺外科医と形成外科医が熱く語り合うという
画期的な内容。
テーマは「乳がん治療のホンネを聞く」
会場いっぱいの人。そしてテレビ局が入っていた。
(テレビ静岡で10月か11月に特集番組放映予定だそうです)

乳腺外科医の先生は、
日本を代表するような、
中村清吾先生や矢形寛先生、他

形成外科医も
南雲吉則先生、佐武利彦先生、
武石明精先生、他

といった有名どころの先生方が参加。

先生方にホンネを語ってもらって
会場の投票により
「MOP」(もっともホンネで語った医師)
表彰されるという素敵な企画もあり。

結果は、矢形先生と佐武先生が引き分けでした(^o^)
先生方の人柄が出ていました。参加してよかった!

それはそれは楽しいぶっちゃけトークが繰り広げられ
聞いている方が、「そんなにしゃべっちゃっていいの?」
と心配するほどでしたよ(^_^;)

そしてまだまだ懇親会へとこの会は続き、
びっくりどっきり(@_@)!
スタッフや患者さんのパワーが全開!!

私、尻込みしていたら、それはそれは綺麗な女性から
「あなた、辛い治療してきてたいへんだったでしょう?
 これからは楽しく生きなきゃ。
 私は乳がんになってからのほうが楽しいの。」
と声をかけていただきました。

こういった会に参加したのは初めてで、
会場全員が乳がん患者かと思うと
なんだか驚きなんだけれど、
この連帯感はただものではないぞ、
医療従事者と患者が確実に近づいた、
と確信した一日でした。

実は来週も再建の講演会が岡山である。
もしかしたら行くかも…。です。
今月は、再建強化月間ですか?

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プロフィール

池のうさぎ

Author:池のうさぎ
2010年10月
 乳がんの不安を持ちつつ
 受診したらやっぱり乳がんでした。
 10月20日左乳房全摘手術=2つ目の
 誕生日と勝手に決めました(笑)。

2011年3月
 術後化学療法(EC&ドセタキセル)終了。

術後半年2011年4月~
 トリプルネガティブなので
 現在無治療の日々です。

と思いきや、
2011年10月28日から
ホルモン治療
(ノルバデックス20㎎)開始。

だったのも9ヶ月。
2012年6月21日からアロマターゼ阻害剤のアリミデックス1mgになりました。
服用3日目で膝がきしんでます。
これからどうなるの?


*ブログの記事はあくまでも
 個人的な感想です。

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